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「あい基金」2018年度助成事業 中間報告 NPO法人SET

2018年度あい基金助成事業

『陸前高田市 広田町 カフェ彩葉』~中間報告~ NPO法人SET

『町の人たちの”やりたい”を実現するカフェ』

6月3日に、カフェ彩葉はオープンから1周年を迎えました。

今年1月~3月にかけて、町の人たちの意見を取り入れながら、カフェのリニューアルに取り組みました。

3月30日リニューアルオープンの日は、雪の降る中、地元の人たち40名がかけつけてくれました。

リニューアルオープン後は、地元の人たちの”やりたい”ことを実現するイベントを企画し、町の人たちと共に実行してきました。

「春のお茶会」、「本を読む会」、「子育て世帯の集い」など。

中でもユニークなイベントだったのが「失恋博物館」。

クロアチア発祥のコンセプトをベースにしたイベントで、9名の出展者がそれぞれの失恋にまつわる品を展示したり、失恋短編集の販売なども行いました。46名が参加し、年代を越えて、青春の思い出を語り合う素敵な時間となりました。

この他にも、「梅とりイベント」や「星空映画会」といった野外イベントも開催しました。

様々なイベントを通じて、のべ200名以上の人たちがカフェを訪れました。そのうち1/3程度の人々が広田町に移住してきた人たちが含まれていました。

カフェ彩葉は、地元の様々な年代の人たち、親子連れ、移住者、民泊で訪れた人々など、様々な人たちが集う場になってきていることを実感しています。

 

◆広田町の魅力とは・・・

本事業担当の野尻さんは、震災後ボランティアとして現地を訪れたことがきっかけとなり、広田町に移住して活動をしています。

野尻さんに、あらためて広田町の好きなところを尋ねたところ、次のように答えてくれました。

「私にとっての広田町は、素敵な景観の持ち主であり、安心できる存在がたくさんいる居場所です。尊敬する大人がたくさんいる町です。景観とは、漁港で作業している漁師さんたちの姿や、道端でおしゃべりしているおばちゃんたちの姿、町の風景そのもの。

どの瞬間、どこを切り取っても素敵な画になる最高の町です。いい意味で、おせっかいなほどに面倒見てくれる町の方がいるからこそ、町に素敵なものが眠っているからこそ、若者が(町にあるものを活かして)挑戦できる場所だと思っています。」

 

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野尻さんが中心となって運営するカフェ彩葉は、着実に地元の人々の間で広まっています。まさにSETが本事業を通じて目指している、地元に住む人々、移住者、広田町を外部から訪れる人たちとが交わり、新しい変化が生み出される、地域コミュニティに根差した場として成長しつつあるようです。

これからのさらなる活動が楽しみです。

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