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【コロナ給付金寄付 医療分野】第2回審査結果を公開しました

審査結果 応募総数24件、採択件数10件、助成総額47,000,000円

 全国各地の医療機関や医療機関を支援する団体から、全24件の応募がありました。医療機関においては、PCR検査体制確立のための応募のほか、防護具の調達・設備の充実等による院内感染拡大防止のための措置に対する応募が多くみられました。第一回目の公募に比べ、新型コロナウイルス感染症患者とその治療・検査体制確立を行うというものに留まらず、病院を利用する様々な疾患を持つ患者や、医療従事者自身の感染防止体制を整えるための応募も多くみられました。  組織の信頼性、これまでの実績や申請事業の明確さ、緊急性などに鑑み、以下の10件を採択しました。​ 公益社団法人地域医療振興協会(東京都千代田区)​ HP 助成金額:¥5,000,000 N95マスク、フェイスシールド、防護服などの防護具の調達、確保を協会本部で行ったうえで、病院や老健施設等の各施設への配送を行う。通常の購入ルートである卸が物品の供給、調達を行えないがために、協会本部にて海外のメーカーや提携先、新規のメーカーへの発注を行うことで、物品不足に対応する。感染防止と感染予防を通じて地域住民の健康や命を守る医療活動として、継続した医療体制の維持に貢献する。また、地域医療振興協会の施設は、地方自治体からの指定管理契約で運営する施設も多く、自治体の医療政策に直接貢献するものにもなっている。 ​​ 京都府公立大学法人京都府立医科大学附属病院(京都府京都市)​ HP 助成金額:¥5,000,000 新型コロナ陽性患者の診療にあたる中で、分娩や帝王切開、あるいは脳外科や耳鼻咽喉科などの上気道手術などの感染性の高い手術や処置に対して、直接従事する医療者を職業感染から守るための装備を購入する。 ​​ 国立大学法人琉球大学琉球大学病院(沖縄県中頭郡西原町) HP 助成金額:¥5,000,000 本事業では、沖縄県内の琉球大学病院を含む6つの感染症指定医療機関と15の感染症協力医療機関を対象とし、一定の検査基準を満たした医療従事者は無償で呼吸器ウイルス(新型コロナとその他の呼吸器ウイルス)検査を受けることができる体制をつくる。迅速かつ積極的に検査を行うことで医療従事者の新型コロナウイルス感染症の感染防止、感染拡大防止につとめ沖縄県内の医療機関を医療崩壊から守る手助けをする。​ 学校法人東邦大学東邦大学医療センター大森病院(東京都大田区) HP 助成金額:¥5,000,000 PCR検査体制を確立するため以下の物品を購入する。 PCR検査試薬キット、サージカルマスク、フェイスシール ​​ 独立行政法人国立病院機構京都医療センター(京都府京都市) HP 助成金額:¥5,000,000 本事業により導入するシステムでは、カメラ映像により、ICU、HCU、初療室、救急外来での患者ベッドの周辺の撮影が可能となり、生体情報モニターや人工呼吸器の画面などを見ることができる。これにより、コロナ陽性/疑い患者など隔離が必要な患者に対し、患者に直接接する人数を少なくし、清潔な区域からもモニタリングや患者観察を行なえるようになる。直接接触する人数を減らせることで、感染予防や、在庫数が逼迫している感染に関する防護服関係品の節約にもつながるものである。​ 医療法人徳洲会和泉市立総合医療センター(大阪府和泉市) HP 助成金額:¥5,000,000 酸素を必要とする中等症・軽症者患者の受入を行うために立ち向かう。その際中等症から重症化し、人工呼吸器を装着する患者が出た場合には陰圧装置およびICUにて治療が必要であるが、医療用空気清浄器、多機能型簡易陰圧装置が整備されておらず、治療が難しい。今回これをICUに整備し治療にあたりたい。透析患者・化学療法にて感染した患者部屋にも使用する。 ​​ 独立行政法人国立病院機構災害医療センター(東京都立川市) HP 助成金額:¥5,000,000 緊急事態制限も一度は解除となったが、今後は「重点医療機関」及び「新型コロナ疑い救急医療機関」(東京ルール)に登録したことで、第2、第3波の影響により患者の増加があった際に、積極的に新型コロナ患者等を受け入れる。このために院内の呼吸器管理関係の医療機器や新型コロナ患者等の受入体制を充実・強化させていく。 ​​ 医療法人新青会川口工業総合病院(埼玉県川口市) HP 助成金額:¥5,000,000 4月以降、現在まで規模を拡大しながら行ってきているコロナ感染症患者専用病棟の運営体制を強化し、感染患者の継続的受入を行う。運営に当たるチームへの危険手当等を確保し、地域の医療ニーズに応え続ける体制を整えていく。 ​​ 地域医療振興協会練馬光が丘病院(東京都練馬区) HP 助成金額:¥5,000,000 新型コロナ患者やその疑い患者さんについては、外来ではコロナ外来や救急外来で対応するため他の患者さんとは別に電子カルテが必要となる。特に簡易診察室(トレーラー診察室)や簡易待合(テント)では医師の診察の他に看護師の問診やトリアージ用にノート型電子カルテの投入がスムーズな医療へ貢献する。また、入院では面会が制限されるため、iPad等でのモニター面会や、オンライン感染対策会議用のPC購入で、患者さんとご家族のストレス軽減と職員の在宅勤務化に努める事を目的とする。​ ​​ 学校法人東京医科大学八王子医療センター(東京都八王子市) HP 助成金額:¥2,000,000 総合病院である八王子医療センターの「発熱外来」が受け入れられる患者数を増し、安全に運営できるよう下記の通りハード・ソフト両面の整備を行う。 1)感染症外来診察室の陰圧環境の整備(結核疑い患者が受診したときのために陰圧個室となっているが、老朽化に伴い陰圧環境に不備が生じている) 2)上記診察室の待合室の整備(現況では1人用の待合室のため、2人以上の患者が受診した場合は、自家用車の中で待っていてもらうようにしている) クリーンパーテーションを設置し、2人以上の患者が安全に待合室を利用できるよう整備する。 3)診察室、待合室にWebカメラ、インターホンを設置(検査の待ち時間に医療スタッフが同室にいなくてもよいように遠隔で見守れるような装置を設置する)



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