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【コロナ給付金寄付】第3回審査結果を公開しました

#選考結果 #f0153


審査結果 応募総数11件、採択件数4件、助成総額20,000,000円

 全国各地の医療機関や医療機関を支援する団体から、全11件の応募がありました。医療機関においては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組む事業の応募のほか、地域医療等の安定的提供のための設備拡充に対する応募が多く見られました。第一回・第二回目の公募に比べ、新型コロナウイルス感染症患者への治療・検査体制確立を行うというものに留まらず、それぞれの病院や団体が新型コロナウイルス感染症に対し、個別の状況に対し改善をはかるための事業の応募が多くありました。 組織の信頼性、これまでの実績や申請事業の明確さ、緊急性などに鑑み、以下の4件を採択しました。 ​​ 国立大学法人東京医科歯科大学歯学部附属病院(東京都文京区)​ HP 助成金額:¥5,000,000 院内感染のリスクを回避し、患者に安心して歯科診療を受けてもらうため、歯科医師等はマスク、グローブ、プラスチックガウン、フェイスシールドという感染防護具を着用し、治療にあたっている。さらに患者の診療ごとに除菌シート等による診療チェアユニットの清掃を行い、診療ユニットの間に間仕切りを設置する等、感染対策を徹底している。感染防護具についても患者一人ごとに交換するなど、感染予防をより一層強化し、安心して歯科治療を受けることができる環境の整備を目指す。 ​​ 医療法人公仁会院轟病院(長野県須坂市) HP 助成金額:¥5,000,000 インフルエンザの流行時期を前に、新型コロナウイルス感染症による症状とインフルエンザの症状とを見極め、前者による患者は近くにある当病院との連携病院である県立病院に紹介し、早期治療を図る。その検査を通常の患者とは別ルート、別室で行い、隔離が出来るように整備を行う。また、ケースによっては、その場所で人工呼吸器や心電図も図れる対応も併せておこない、院内での感染から患者及びその家族、職員を守るための事業を行う。​ 熊本赤十字病院(熊本県熊本市) HP 助成金額:¥5,000,000 (1)重症患者用医療機器の整備 新型コロナウイルス感染症重症患者の受入を継続的に実施するため、重症患者管理のために必須となる高度医療機器(生体情報モニターおよび医用テレメータ)を追加整備する。 院内の重症患者受入体制を強化することによって、更なる感染症の大流行に備え、救急医療の砦として、地域の医療崩壊を防ぐ。 (2)感染対策用パーテーションの整備 新型コロナウイルス感染症患者および疑い患者対応スペースや有熱者の待機エリア、医療スタッフ用宿泊スペース等として、迅速にプライベート空間を設置することが可能な感染対策用パーテーションを整備する。 然災害発生時には、このパーテーションを避難所に設置することで、被災者の感染予防に役立てることができる。 基幹災害拠点病院として、院内の感染対策に留まらず、熊本県内および全国の被災地への支援にも備える。 ​​ 地方独立行政法人岐阜県総合医療センター(岐阜県岐阜市) HP 助成金額:¥5,000,000 新型コロナウイルス感染症の重症患者へ対応するため、患者の生体情報を各種検査等への移動時なども含め常時モニターするための機器拡充を行う。また人工呼吸器から離脱後に管理を適切に行うことで、より安全な医療を効率的に提供していく。



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